いよいよ10期を迎えました。


今まで支えてくれた方、本当にありがとうございます。

(スタッフのみんなも、ありがとうね!)



これを節目に、イットジャパンをぶっ壊します。



※以下の情報を盛り込んだウェブサイトを5月完成に向けて制作中です。

 よって現在のサイトは旧サービスです。

 http://www.itjpn.co.jp/




戦略的なホームページ制作会社から、

戦略的なビジネスプロデュース会社へ。



10期を迎えるに当たり、イットジャパンは「ホームページ制作会社」から、「ビジネスプロデュース会社」に深化する。


いままで、ホームページの戦略作りをたくさんやってきた。

付随して、ホームページ制作もホームページの運用もたくさんやってきた。


だが、もっとも脳を使っているのは、

経営や営業戦略など、リアルビジネスの根本課題を見つけて改善することにある。


なぜか?


それはホームページの価値を最大化するには、リアルの戦略やサービス内容そのものを見直すべきケースが大半だからだ。だからこそ、一般的なホームページ制作会社が関わろうとしないリアルにまでメスを入れる。


このパフォーマンスに価値を感じているクライアントも多いのでないかと思う。しかし、当社がホームページ制作会社の看板を掲げている以上、リアル戦略について深く深く踏み込めないことも多々ある。


理由は単純。


そもそもホームページのリニューアルをテーマとして出会っている。だから、「その戦略、たしかに重要ですよね」と同意が得られても、アクションまでプロデュースする権限が当社にはない。つまりテーブルが違うのだ。また、致命的なのは、経営幹部が同席していないことも多い。リアル戦略について語っても、単なるセミナー化してしまうこともしばしばなのである。


さらに付け加えると、リアルビジネスを本格的にプロデュースしたくても、当社に料金体系がなく、半ばボランティア状態になってしまうため、時間の制約上、本格的にかかわれない。



これらによって誰が損しているのかといえば、

それは間違いなくクライアントである。


その責任は間違いなく当社にある。


あらかじめ、ビジネスプロデュースをサービスの柱としておけば、予備知識をもとに期待してくれる企業も現れるだろう。するとこれらのミスマッチは激減し、いままで以上に深く携わり、大きな成果を提供できると確信している。



よって、今後はリアル、ウェブ問わず、戦略作り~実行フェーズにおいても総合的にプロデュースさせていただきます。


また、リアルのみ、ウェブのみ依頼したい企業のニーズにも柔軟に応えていきます。



<ビジネスプロデュースのサービス項目>

リアルビジネスプロデュース

 経営~営業戦略策定、ブランディング

 マーケティング、プロモーション

 機会提供(マッチング、交流)

 DTP・映像制作


ウェブビジネスプロデュース

 サイト戦略~制作~運用

 システム開発




ここに至るまでの背景 


今までもよく「制作会社の領域を超えているね」と言われるが、たまたまそうなったのではない。創業前からリアル、ウェブを問わず、戦略作りのプロを目指していたし、あらかじめ複数のビジネスモデルを一線で作ってきた経験もあった。 


だが創業するにあたり、「なんでも戦略屋」にはなりたくなかった。そこで、事業ドメインを鮮明に打ち出すためにも、表向きホームページ制作会社という看板を掲げた。創業当初から、経営・営業戦略とウェブ戦略がワンセットであることを疑う余地はなかったし、ホームページを軸にすべての戦略面でかかわることを前提として起業したのだ。



その結果、イットジャパンはいままでプッシュ型のセールス活動をしたことがない。それは、はじめて会う企業に対して、一般のホームページ制作会社とは切り口がまったくちがうことから、インパクトやギャップを残すことができるし、コンペになって負けることはそうそうないからだ。また、大半は紹介・クチコミなので、仕事は常にある。


そういう意味では、今までどおりホームページ制作会社という看板で続けてもいいのかもしれない。


しかし、それではダメ!と強く思う。


今までの「ホームページ制作の打ち合わせの延長でのリアル戦略作り(おまけ)」みたいな曖昧な立ち位置ではダメなのだ。


なにせ、成果が最大化しにくいのだ。

答えがわかっているのに放置なんて、つらすぎる。



最近、ホームページは悪くない、だがクライアント自身に課題がある、

と頭をかすめたことがあった。


じゃあなんでその課題を解決しないの?

ともう一人の自分が囁き、はっとした。


この区切りの10年を、大切な節目にしよう、

プロデュースするプロとして、責任を果たそう、

そう思った。



問題提起だけならだれでもできる。

大切なのはその課題を解決できるかだ。


その方法を伝え、実行できるイットジャパンのリソースを最大限に生かすつもりだ。